社長ブログ

AIの音声は『音』

AIの急速な発達を受けて、様々な分野で利用が広がっています。最近はチャットGPTを巡って、その便利さと規制について議論が巻き起こっています。
こうした中で、最近読んだコラムで電話応対のインストラクターなどをされている方が「AIのしゃべりは声でなく「音」という見解を述べられています。
この方は、言葉と声を分け、AIは言葉は伝えるが、声が持つ様々な表情を伝えることは出来ない、ニュースを読み上げるAI音声は表情や温もりがない「音」であり、そうした世界に馴れてしまうことが怖い、だから声を鍛えよう・・・といった趣旨です。電話応対で様々なご経験をお持ちの方の見解で、成る程と思いました。 
ニュースを伝える自動音声の「音」は確かに生の声とは異なっています。以前、アナウンサーには、伝えたニュースを受け手が安心して聞き取り、信用するようなしゃべり方が求められると聞いたことがありますが、そうした次元とは別の声です。
敢えてそうした違和感を持たせるように作ってあるのかも知れません。
おそらく、よりアナウンサーの声に近い、表情のある音声にすることは、早晩可能だと思います。技術的なことはわかりませんが、更に進んで、電話応対などで相手の感情を感知してそれに応じた感情を表す音声で受け答えすることも不可能ではないと思います
人手不足が深刻化する中で、AIによる自動の応対は現実になるでしょう。
フリーダイヤルに掛けても中々繋がらなくてイライラするより、自動音声で対応してもらって早く先に進んだ方が都合のよい場合もあります。ただし、その対応がAIであることを予め断って相手の了解を得ることは必須だと思います。現在、AI音声でニュースを伝える時も、その旨を予め断ってから伝えています。相手がどんなコミュニケーションを求めているのか、またこちらがどんな意図で相手からのコンタクトを受けるのか、そこを明確にしてAIを使い分けて行く必要があると思います。
コロナ禍対策で移動が制限された経験から、直接お会いしてのコミュニケーションの良さを改めて実感したこともあり、前述のインストラクターのアドバイスに沿って、自分の声と表情を豊かにするよう努めたいと思います。


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