伝統と進化を両輪に
Tradition and evolution
今年の冬は近年においては厳しい寒さが続いているようです。北日本や日本海側、西日本においては降雪量も例年より多く、昨年末より通行止めなどにより運送業者様の集荷配達の停止など弊社にとっても商品の発送において度々影響を受けております。よくお客様から「長野県は大雪で大変ですね」とご心配の声を頂く事
値上げの波は年を越えてもまだまだ続きそうで、弊社としてもまだ値上げをお認め頂けないお客様もあり、引き続き粘り強くお願いを続けております。消費者の皆様には申し訳ないのですが、製造コストが急騰してしまっており、是非ご理解を頂きたいと思います。こうした中で、政府からは物価の上昇を上回る賃上げを求め
ここ2年続きの山椒の不作で、山椒みそ用の山椒がなかなか手に入らずに困っています。山椒の産地は和歌山県が6割、続いて高知県が3割で、この2県で日本の山椒生産の9割を占めています。第3位以下は兵庫県3%、岐阜県2%で一気にマイナーな産地になりますが、全国的に不作のようです。当社の山椒みそは
一雨毎に秋めいていく時期は、お鍋料理のシーズンの始まりです。上高地みそでも「豚肉で白菜鍋」や」「信州リンゴ入り白菜鍋甘口」「牛鍋の素」の3種類の味噌鍋用みそを販売しています。最もロングラン商品である「豚肉で白菜鍋」は1990年代の発売で、最初は地元の大手企業の生協購買で扱って頂き、パートの女
前回のコラムで夏の信州の暑さについてお話しましたが、今年は6月が例年になく暑く、月末には関東甲信越などで早々と梅雨明け宣言が出てしまいました。梅雨明けはその後7月下旬に訂正されましたが、過去の経験が当てはまらない異常気象と言うことでしょう。暑いとお味噌の色がどんどん濃くなります。これには、発
コロナの感染者数が急増する中で、人出は確実に増えているようです。松本市内でも県外ナンバーの車が増えてきた感じがしますし、ホテルの稼働率もコロナ前には及びませんが、回復してきていると聞いています。23日の土曜日、お昼頃に車で街中に出かけた際にも、松本城とその周辺を歩く観光客が目立ちまし
つい先日、スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換したと思っていたらいつの間にか梅雨入りが話題になる季節になってまいりました。こちらの信州ではあざやかな新緑、ツツジの艶やかな色彩が目を惹く季節でもあり、まさに初夏たけなわと言えるでしょう。初夏と言えば一般的には「目に青葉、山ホトトギス、初鰹
5月のコラムで味噌の値上げの話題を取り上げましたが、帝国データバンクの調査によると、主要企業105社で本年に入ってからの食品の値上げは、予定も含めて11000件近くに上るそうです。背景にある原料や資材の価格上昇は続いており、最終製品の値上げの動きは更に広がる可能性があります。景気拡大が不確か
こんにちは。商品開発担当Kです。5月信州松本盆地は竹の子の季節です。近所のご老人夫婦から、「竹の子が手に負えず困っている」との連絡があって、お手伝いに伺ってきました。お伺いしてみればお隣の蕎麦畑や庭の中までたくさんの竹の子が..
弊社は4月末決算で、5月から新しい期を迎えますので、それに合わせて毎年この時期に経営計画を見直します。しかし、今年は原料や資材の値上がりが続き、先行きが読めません。昨年10月の本コラムで国際的な穀物市況の高騰による値上げの可能性に触れましたが、その後もウクライナ情勢が穀物市況の高騰に拍車をかけ、円安