こんにちは。営業部のGです。
皆さんは最近、夜空をいくつもの光が繋がって移動して行くのをご覧になったことがありますか?その見た目から銀河鉄道のようだとも、謎の飛行物体ともいわれて話題になっているようです。
ご存じの方も多いとは思いますが、じつはこれアメリカのスペースX社が打ち上げているスペースリンク衛星だそうです。
全世界をインターネットを衛星通信でカバーする計画で現在五千個弱、将来的には四万個以上の衛星を軌道上に打ち上げるとか。現在、週単位で打ち上げており、一度に20個以上の衛星をばら撒くそうです。
このばら撒かれた衛星が列をなして飛んでいくのが地上からは銀河鉄道のように見えるのです。
理論的には地球上どこでも空が開けていればネット環境が使用でき、すでに日本にもユーザーがおられるそうです。問題になっているスペースデブリにならないか気にはなりますが、ものすごい時代になったものです。
考えてみると私が入社した頃から現在まで、ちょうど通信手段の変革期と重なっていた気がします。
入社した年はそういった携帯できる連絡手段はなく、営業に出る際にはその日に巡回する予定の顧客リストを書いておき、会社からは時間を予測して訪問先に電話をして貰い、呼び出して貰うか、折り返すよう伝言をお願いしていました。
折り返す際も公衆電話で会社契約のテレホンカードやコレクトコールを使用していました。その後、ポケットベルが導入され直接の呼び出しを受けられるようになり、公衆電話などで連絡をしていました。ポケベル使用から2年ほど経った頃、個人的に携帯電話を購入しました。
ちょうどNTTがdocomoのmovaとしてCMなどを大々的に始めた頃です。これで電話としてはどこにいても繋がるようになりました。(当時はまだ、地方では繋がらないエリアの方が広かったと思います。)
以前のブログで書いた、急ぎで商品画像付きの書類を依頼があったとき切り貼りなどして大騒ぎをしたのはこの頃です。急ぎの話は来てもデータは送れない時代でした。
それが変わってきたのがウィンドウズ95で火が付いたPC(インターネット) ブームになってからでした。
私は少し遅れて98の発売の頃、安くなった95搭載のノートPCを購入してからでした。今は無きIBMのThinkPadでした。
会社のPCに詳しい方からネットで繋がれば本社のデータにある画像や書類ファイルが即座に入手できると聞いて衝撃を受けました。この頃得意先である大手量販店のバイヤーから今後の提出書類はすべてエクセルにせよとの通達があり、当時の他社の営業さんと窓口問屋に集まってどうしようと話あったことがあります。
問屋さんの営業部長も急遽PC入門書を何冊も買ってきて大騒ぎになりました。私が特に遅れていたというわけではなかったようです。ネットに繋がったとは言え、事務所の電話回線をつなぎ替えてのダイヤルアップ回線、ピーピーガーガーやってた頃です。 それでも瞬時にデータのやりとりができるのは前述の頃に較べて隔世の感がありました。
その後、携帯電話につなげるモデムを使用してノートPCからの通信ができるようになり、携帯がつながる場所ならどこからでもメールができるようになりました。
とはいえ、速度は9600bpsと画像データを送るにはいささか時間が掛かりました。ネットの閲覧にはまだ荷が重い感じでした。この頃からdocomoだとiモードネットの閲覧ができるようになってきました。その後、PHSのデータ通信専用端末を購入して(これは最大64Kbpsの速度が出ました)
パケ放題プランと合わせて出張先でもかなり自由なネット環境が使えるようになりました。
携帯電話を持った時期からこの頃は出張が非常に多く月の半分以上を出てましたので非常に助かりました。
その後、2000年台も後半になってくると、宿泊先のホテルなどはLANの端子を用意するところが多くなり、カウンターでケーブルを借りるか、持参するかで自由にネット環境が使えるようになりました。
その後、Wi-Fiの普及とPC側の設定の簡便化でホテルなどの出先ではほぼWi-Fiでの使用が主になりました。携帯もスマホとなり、文書作成以外はスマホだけで済むようになりました。
それに伴いノートPCの通信端末は解約してしまいました。昔のように出張も出なくなり問題なくなりましたが、たまに展示会などでWi-Fi環境の使えない先では不自由することがあります。このように、通信手段の進歩に伴い、仕事の段取りなど変化してきました。
近年はコロナ禍もありますが、以前なら商談で顔を出していた案件などもすべてメールで済まされるようになり、商談についてもZOOMなどのリモート商談が多くなってしまいました。確かにコストも安く、合理的なのでしょうが、昭和の先輩方に仕事を教わってきた世代からすると寂しさをを拭えないかなと思います。
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